清流への誘い

浅井センセー、〝あと20年〟はどうしました!?

浅井昭衛は平成6年に〝あと20年で一国の広宣流布達成〟と公約

浅井昭衛は、平成6年8月28日の男子部班長会において

「大聖人の御金言のごとくならば、今度の本格的な他国侵逼の時こそ国立戒壇建立の時である。それまであと20年、・・・」

と、平成26年に日本の広宣流布達成、国立戒壇建立を予言しました。

顕正新聞・平成6年9月15日号に掲載


 顕正会に入会してまだ日が浅い純粋な会員たちは、「浅井センセーは大聖人の御声を信心の耳でお聞きになられ、時を感じて、『あと20年』と仰せられたのだ」と深く感銘し、「あと20年」、〝両眼滝のその日まで〟を人生最大の目標に置いたのではないでしょうか。
しかし、古参会員は、この〝予言話〟を第24回総会(昭和61年4月27日)講演の〝焼き直し〟であり、〝お伽話〟と捉えたはずです。
 第24回総会講演の趣意は次の通りです。
 大聖人様より発言の資格を給わったとして、一国広布の具体的目標を発表。100万達成を今後10年間で、1000万達成を次の7年間で、1億弘通をその次の7年間で成し遂げるという大風呂敷。浅井はこの目標を「御本仏の守護を頂ければ必ず成しとげられる」「もうすでに時が来ています。いま広宣流布ができなければ日本は亡びる、世界は亡びる」と確約しました。一億弘通の期限である平成22年末の公称会員数は約140万に過ぎませんでしたが、日本も世界も亡んでいません。浅井はこの結末について何の説明もしていません。浅井の予言は、〝仏勅〟ではなく、顕正会の活動に〝御本仏の守護〟などないことが実証されたことになります。
 「あと20年」も然りです。「あと20年」後の平成26年末までに、浅井の予言した、「アメリカ、日本の経済崩壊」、「首都圏を襲う巨大地震」、「他国侵逼の大難」のどれもが起こっていません

浅井は一国を動かす力は〝1000万〟と明言

浅井昭衛は平成9年には、

「日本を揺り動かす力は、50万ではとうてい足りない。100万、200万、300万でも足りない。500万でもまだ足りない。(中略)顕正会が1000万人になったとき、一国は必ず動く、事は断じて決すると、深く確信しております」

顕正新聞・平成9年8月15・25日合併号

平成10年の「還御を祝し奉る」記念大会では、

私はいま改めて顕正会の会長として、謹んで大聖人様に誓い奉る。
1000万はあと15年、平成25年までに、必ず成し遂げるということを、大聖人様に堅く誓い奉る。(中略) 本格的な他国侵逼の起こる前までに、何としても1000万を成し遂げねばなりません。

顕正新聞・平成10年9月25日号

顕正新聞・平成10年9月25日号に掲載

と、一国を動かす力は〝1000万〟と明言しました。はたして、顕正会の弘通が「あと20年」にあたる平成26年に〝1000万〟と達したかというと、隔絶の感がある169万5千(平成26年11月末の公称会員数)。浅井はこの結末についても何の説明もしていません

 浅井は平成26年〝1000万〟弘通未達をその5年前には醒めた目で見越していたのでしょう。男子部大会(平成21年8月23日)で「平成33年(令和3年)に三百万を達成」(趣意)を打ち出しました一国を動かす力は〝1000万〟という公言は何だったのでしょうか。令和3年末の公称会員数は227万7千。現実的な目標とみて設定した〝300万〟にさえ令和3年には達成できませんでした。

意味不明な最近の「広宣流布の最終段階」という指導

 最近の浅井は「日本の広布は最終段階」と述べていますが、はたして、浅井が広布達成の時期を断定する〝予言者〟であるかどうかは、過去の予言がすべて不的中であること、昭和61年の〝一億〟、平成9年の〝1000万〟がただの誇大妄想であったことをみて、明々白々です。
 顕正会員が〝似非仏教指導者〟浅井昭衛を信奉することは、霊感商法で巨額の財産を失った者より愚かで、仏法上罪が重いことを知るべきです。

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