浅井昭衛は田中智学の〝遣使還告〟の重大なる立場!?

顕正会の邪論

浅井昭衛は大聖人の〝遣使還告〟の重大なる立場に非ず!!

浅井昭衛を〝神格化〟する浅井城衛

浅井昭衛の没後、顕正会会長を引き継いだ浅井城衛は、会の存続のために浅井昭衛の〝神格化〟を進めてきています。詳しくは「浅井昭衛は〝遣使還告〟の重大なるお立場? 」を参照してください。

まさしく先生こそ、大聖人様が広布前夜の濁悪極まる時に遣わされ「遣使還告」の重大なるお立場のお方と、伏して拝するものであります。

                             令和6年3月25日総幹部会

荒唐無稽な浅井昭衛の〝神格化〟

浅井昭衛が大聖人の正統な仏法からかけ離れた大謗法者であることは「浅井昭衛は〝遣使還告〟の重大なるお立場? 」に解説させていただいております。大聖人から御仏智をいただいたように会員に思わせた世紀末的な予言はことごとく〝不適中〟(詳しくは「浅井昭衛が外れ続ける「予言」をする〝理由〟」を参照してください)、浅井昭衛の「国立戒壇論」は田中智学の「国立戒壇論」を模倣した〝陳腐〟〝滑稽のいたり〟です。(詳しくは「国立戒壇破折 その〝致命的欠陥〟」を参照してください)、浅井昭衛の謗法中の謗法は「ニセ本尊」作成です。(詳しくは「日布上人の大幅の形木本尊は〝ニセ本尊〟」を参照してください)

浅井昭衛の「国立戒壇論」は田中智学の「国立戒壇論」の模倣であることの証明

浅井昭衛の「国立戒壇論」は田中智学の「国立戒壇論」とうり二つとの六十七世日顕上人の御指摘

六十七世日顕上人は次のように、浅井昭衛の「国立戒壇論」は田中智学の「国立戒壇論」とうり二つと御指摘されています。

田中智学とうり二つの浅井の考え方を破り、・・・

(大日蓮・平成16年11月号)

浅井一派の国立戒壇論をざっと摘要すれば、

一、国家中心の戒壇建立論
二、天皇中心、並びに議会翼賛諭
三、本化聖天子発願諭
四、広布の暁、諸条件具備後の戒壇建立論
五、天母山諭
六、国教諭等

であり、殆んど田中智学の思想の模倣であってその酷似するところ驚くほかはないとくにその主張の中の「本化聖天子の発願論」も、発願という意味において、大聖人および歴代上人の法門に全く拝することはできない

さらに田中智学の思想に準じて「国家意志が戒壇の大御本尊の護持を表明する時、始めて国立戒壇が立てられ、そのとき国家の成仏がある」というような、国家を人格的、意志的主体とする見解より出た一連の発言があり、国家の意志によって仏法が護持されるべきことの正当性を主張している。しかし、日蓮大聖人は国主に対し、国の政権担当者として国家安穏をいたすべき責任から、邪法を捨て正法を保つべきことをお諌めになっておられるが、国家そのものに意志を認めることも、またその国家意志によって仏法を護持し、戒壇を建立すべきことも共に仰せられていない

                             (大日蓮・昭和51年3月号)

浅井昭衛の「国立戒壇論」は田中智学の「国立戒壇論」の〝模倣〟である文証の列挙

「浅井昭衛の国立戒壇論」と「田中智学の国立戒壇論」を比較すると、著しい近似点があり、浅井昭衛が田中智学の「国立戒壇論」に強く影響を受けていることがよくわかります。           特に御遺命の事の戒壇の願主は「天皇に限る」、「信教の自由をなくし、国教化する」「国家的成仏」ということは、日蓮大聖人、日興上人、どの御歴代上人も御教示されていません。田中智学の邪説であり、浅井昭衛はその説を模倣しているのです。         

次に、「①万世一系の天皇が国主であり、世界の盟主」「➁国立戒壇建立は天皇の勅宣、議会の承認による」「③日蓮大聖人の仏法は憲法改正による国教化される」「④信教の自由を否定」「⑤国家機関の妙法化」「⑥国家的成仏」「⑦国立戒壇建立の時期を明示」の項目について、浅井昭衛と田中智学は著しい近似点があることを明らかにしたいと思います。

①万世一系の天皇が国主であり、世界の盟主

田中智学の説

日本国の王統が(この)神統であって、世界統一の天命を負ふて居るものじゃといふことは、(けだ)(われ)々人類の頭上に()ける、(もっと)も大なる問題である。

                                  (世界統一の天業)

(この)(ばん)(せい)不動の王統といふことが、世界統一の上に(おい)て、重大の価値あることを悟らなければならぬ。

                                   (世界統一の天業)

浅井昭衛の説

よその国はいざ知らず、日本は世界の中でも独特な国で、二千数百年続いた万世一系の天皇が国主である、という国柄なんです。そのゆえは、日本が三大秘法有縁の妙国であり、この大法を守護すべき使命を持つ王法が、日本の皇室だからであります。      

                            (顕正新聞・平成20年3月5日号)

日本国において、戒壇の大御本尊を命かけて守り奉る国主が出現したならば、その御方は日本のみならず、世界中の国々からも仰がれる威徳の王となる。このとき始めて、いまの国連などというあやふやなものでなく、世界は統一され、真の平和が実現するのであります。            

                            (顕正新聞・平成18年2月5日号)

➁国立戒壇建立は天皇の勅宣、議会の承認による

田中智学の説

御書には「勅宣並に御教書を申し下して」とある。勅宣とは戒壇建立の大詔である。御教書とは院または関白将軍などから下さるゝ文書をいふので、鎌倉時代では幕府の下文である。今日の時代でいはゞ、国会の議決ともいふべきものである。

                                (日蓮主義教学大観第四)

わが萬世一系の天皇陛下が(この)大法に帰して、戒壇建立の願主として、勅掟を下したまふ。

                                (日蓮主義教学大観第四)

浅井昭衛の説

「勅宣並びに御教書を申し下して」とは、戒壇建立の手続である。「勅宣」とは天皇の詔勅。「御教書」とは当時幕府の令書。今日では閣議の決定・国会の議決がこれに当ろう。すなわち「勅宣・御教書」とは、国家意志の公式表明ということである。(中略)本門戒壇建立は国事中の国事として、国主たる天皇・行政府の連署により国家意志が表明されることは自明である。

                       (日蓮大聖人の仏法・改訂版 平成元年発行)

③日蓮大聖人の仏法は憲法改正による国教化される

田中智学の説

国民も、執政者も、帝王も、すべて法華に帰依した暁で、合議協定の上、「国家の宗旨」として時の天皇の勅宣によって建てるのである。

                                   (日蓮聖人の教義)

浅井昭衛の説

国家が根本の指導原理として三大秘法を受持擁護するその具体的発現が、国立戒壇の建立である。ゆえに、国教だからこそ国立戒壇が必要なのである。現憲法に気兼ねして、「国教」を禁句のごとく扱う必要はない。

                            (富士・312号/平成2年5-6月号)

④信教の自由を否定

田中智学の説

時の天皇陛下は(中略)大詔を下され、憲法の信教の自由の条項改正の案が下される。帝国議会は、為めに特別議会を開きて、満場一致を以て、これを翼賛し奉る。              

                                (日蓮主義教学大観第四)

浅井昭衛の説

政教分離を定めた憲法20であるが、この条目が設けられた趣旨は、戦前の日本が国教としてきた国家神道の排除にある。(中略) 国家神道の毒を捨てさせたということにおいては一応の評価はできるが、未だ三大秘法の薬を用いるという認識はあるべくもない。その前段階の法制というべきものである。ゆえに将来、全日本人が三大秘法こそ国家安泰の唯一の正法と知る時には、この条目は当然改正される。 

                      (日蓮大聖人に帰依しなければ日本は必ず亡ぶ)

⑤国家機関の妙法化

田中智学の説

国家のあらゆる機関が、(ことごと)く教法護持のためのものとなって、はじめて効力が無限絶待となるのである。                              (日蓮聖人の教義)

浅井昭衛の説

妙法の政治ということを、仏法を持つ者は考え、作っていかなければいけない。政治だけではない。経済も、教育も、医療も、すべてが妙法化されなければいけないのであります。それが、三大秘法抄に仰せの「事の戒法と申すは是れなり」ということです。

              (顕正新聞・平成10年1月15日号 平成10年1月5日新年幹部会)

⑥国家的成仏

田中智学の説

大法建立の当所たる此日本国を第一に成仏せしめて国土成仏の票本として、この国の力を直ちに真理の力として(えん)()統一娑婆即寂光を事実にするに至るのである。        

                                (日蓮主義教学大観第四)

天皇陛下一たび憲法改正の勅を下したまい、帝国議会之を翼賛し奉り国教(てん)(てい)せられ大戒壇建立の暁は、模範的国土成仏は実現せられたのである。

                                (日蓮主義教学大観第四)

浅井昭衛の説

個人を単位として三大秘法を持てば個人の成仏、国家を単位として国家生活において三大秘法を持てば国家の成仏です。

              (冨士・121号/昭和48年9月号 昭和48年8月19日臨時青年部会)

もし日本一同が日蓮大聖人を信じて国立戒壇が建立されれば、このとき国自体が坊非止悪(非を防ぎ、悪を(とど)める)の当体になる。だから凶悪犯罪などは、太陽の前の朝露のごとく、忽ち一国から消える。

             (顕正新聞・平成27年9月25日号 平成27年9月6日姫路会館入仏式)

⑦国立戒壇建立の時期を明示

田中智学の説

日本を統一する位の事は何でもない。予は48年かかれば確かにやれるという算盤を割り出してある。有志の諸君には御伝授申すが、これは決して夢想でない、予の言う通りにすれば、一天四海皆帰妙法は48年で出来てしまう。            (師子王全集中師子王教義篇)

浅井昭衛の説

本日、一国広布の最終地点を見据えた具体的な目標を、発表させて頂くものであります。私は、広宣流布までの目標を、三つの段階に分けて考えています。第一の目標は百万の達成であります。第二の目標は一千万。そして第三が一億までの弘通であります。

まず第一の目標百万を、私は今後十年間で成しとげようと決意しています。

そして百万から一千万までを次の七年で成しとげる。

さらに一千万から一億の弘通を、次の七年で成しとげる。これが私の決意であります。非力の凡夫の成し得るところではないが、御本仏の御守護を頂ければ必ず成しとげられると、私は確信しております。

             (富士・ 268号/昭和61年5月号 昭和61年4月27日第24回総会)

浅井昭衛は浅井昭衛は田中智学の〝遣使還告〟の重大なる立場であることが証明された!!

上記の7項目の「田中智学の説」と「浅井昭衛の説」との比較により、浅井昭衛は著しく田中智学に影響を受けていることが明らかとなりました。

昭和初期の天皇制ファシズムの興隆という世相において、田中智学の法華経を国教とした日本が世界を征服し、世界を法華宗化するという遠大な目標をもった純正日蓮主義、全世界を天皇を頂点とした1つの国家に統一するという八紘一宇の思想が軍部を中心に社会に広く影響を与え、軍部が侵略を正当化し、侵略戦争に狂奔していきました。〝一世風靡〟した田中智学の書籍が浅井家にもあったことは容易に想像できます。中学生の浅井昭衛少年が軍人の闊歩する足音を遠くで感じながら田中智学の書籍を高揚感をもって目を通していたのでしょうか。

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